つば(唾液)の働き|北上尾の歯医者|大熊歯科医院

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つば(唾液)の働き

投稿日:2024年12月9日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは! 今回も歯科衛生士の矢部が担当します。

よろしくお願いいたします😊

今年の冬は暖かい日が続いてましたが、

最近は寒さが身に染みるようになってきました。

皆様、暖かくお過ごしください☀️

 

さて、今回も雑学をひとつ。

一昔前、怪我をすると 「つばでもつけとけば治る!」と、

年配の方に言われたことはないでしょうか?😅

そんな事あるかい!!と、びっくりした記憶があります。

実際のところ、つば(唾液)は本当に傷の治りに効果があるのでしょうか?

 

 

答えは、効果ありです!!!

 

唾液の成分は、99%が水分で、残りの1%にナトリウム・カリウムイオンなどが 含まれていて、

細胞の成長を促す因子があります。

唾液を傷口につけることで傷の治りが早く治りやすいということが

科学的に証明されています!✨️✨️

他にも、唾液は私たちが生活する上で、とても大切な働きがたくさんあります。

 

口の中の乾燥を防ぎ、うるおいをもたせることにより、

食事やおしゃべりをしやすくします。

さらに、味覚物質を溶かし舌の味覚を感じやすくさせたり、食べ物を飲み込みやすくします。

また、抗菌・殺菌作用があり、がん細胞の発生を抑制する酵素が含まれていることも判っています!

歯科においても、初期の虫歯に対して、唾液の中にあるカルシウムやリンにより

再石灰化を促進して、ムシ歯を治す効果があります。

間食が多かったり、唾液の量が少ないと、口の中ではムシ歯の進行しやすい環境を作ってしまって、

その危険率が高くなってしまいます。

また口臭に対しても、口臭の8割以上が口の中の乾燥・舌苔(舌の上の汚れ)・歯周病から

起因していて、唾液のもつ自浄作用や抗菌・殺菌作用などにより、

これらを改善できると言われています。

 

日頃はあまり意識もしていない「つば(唾液)」ですが、私たちの生活に中で、

からだの健康に大きく関与しています🍀

唾液を十分に出すには、ゆっくりとよく咬んで唾液腺を刺激しましょう!

よく噛むためにも、虫歯や歯周病のない健康な歯と歯グキを保つことが、

唾液をしっかり分泌させるのに大切なことなのです🦷✨️

 

 

 

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