舌についている白いものは何?|北上尾の歯医者|大熊歯科医院

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舌についている白いものは何?

投稿日:2024年6月17日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは😊

歯科衛生士の内田です。
舌の上につく白い汚れ、気になることはありませんか?
舌に付く白っぽいものは細菌のかたまりで、舌苔(ぜったい)といいます。
灰白色または黄白色をしています。
舌苔は食べかすや唾液の成分、お口の中の粘膜が剥がれたもの、さまざまな細菌、白血球、色素などからなっています。

舌苔は抗生物質の長期服用後や全身疾患の部分症状として見られることもありますが、健康な場合でも口の中が不潔だと舌苔がつきます。


︎・間食の回数が多い。
・食後または寝る前に歯磨きをしないことが多い。
口が不潔になりやすく舌苔がつきやすくなります。


︎・口で呼吸している。
・口を開けていることが多い。
口が乾燥する為、舌苔がつきやすくなります。


︎・過度なストレスが続く。
︎・会話等が多い。
唾液が少なくなり、口の中が乾燥する為、舌苔がつきやすくなります。


︎・舌の運動が活発でない。
動きが不十分だと舌苔がつきやすくなります。

舌の付け根に近い奥の部分は唾液で洗い流されない、あるいは舌の運動時に上あごとこすれることが少ないなどで、細菌の増殖にとっては好都合となります(>_<)


舌を前に出して舌の奥の部分を確認しましょう。

舌の上には口臭の原因となる細菌も多く存在します。
舌苔の細菌を誤嚥して肺炎をひきおこすこともあります。

舌のケアは舌を傷つけず、やさしく効率よく舌苔を取り除くには、舌ブラシ(またはやわらかい歯ブラシ)を使用することが効果的です。
奥から前方へ3回程度軽い力でかき出します。
やさしく奥から前へ舌苔を除去します。

※舌の表面は凸凹しているため、うがいでは落とすことはできません。
※たくさん付いていても無理して取り除こうとせず、日数をかけて少しずつやさしく舌苔を取り除くようにしてください。
舌は傷つきやすいため、過度なケアは逆効果です。
1日1回にとどめましょう☺



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