歯のかたさとダイヤモンド
投稿日:2024年12月2日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは!
12月のブログを担当させていただく、 歯科衛生士の矢部です。 よろしくお願いいたします。
師走に入り、今年もあとひと月なとなりました。
寒さ厳しくなります折、 皆さまくれぐれもお体にはご留意ください⛄️❄️
さて、今回は歯の雑学!💡
「歯のかたさとダイアモンド」についてお話ししたいと思います。
ダイヤモンドは、この世の中で最も硬い物質としても知られています。
その為、工業用に合成されたダイヤモンドは、
ガラスの切断などいろいろな切削器具に利用されています。
実は歯科医師が、歯を削るときにもダイヤモンドを使っています!✨️
これは歯の表面をおおっているエナメル質が、ダイヤモンドと同じくらい硬いからです。
硬さを計る単位(モース硬度)を使って正確にいうと、ダイヤモンド10、エナメル質は7です。
歯医者さんに行くとキーンという高い音が聞こえて不快に思われる方もいらっしゃると思います⚡️
あれは歯を削るエアタービンという機械の音です。
歯を削るためにつかうエアタービンの先にはダイヤモンドの粉が使われています。
このエアタービンが開発されるまでは、歯のエナメル質を削ることは大変なことでした。
エアタービンのおかげで、今では効率よく、エナメル質が削れるようになり、
歯科医療の精度が向上しました。また、同時に患者さんの負担も軽くなりました。
これでエナメル質がどれほど硬いかとおわかりいただけたかとおもいます。
ですが気をつけなければならないのは、モース硬度というのは硬く傷がつきにくいですが、
打たれ強いというわけではないという点です。
歯はすごく硬く傷つきにくいのですが、ぶつかるなどという衝撃には弱く、
同じ硬度同士の歯で歯ぎしりしたり食いしばることでダメージを受けます。
なので、歯の衝撃をなるべく避けるためにも、歯ぎしりや食いしばりは対策をして
歯を長持ちさせましょう!
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